乾燥地帯原産のため、基本的には丈夫で育てやすいですが、成長期と休眠期の管理を適切に行う必要があります。​特に冬季の低温や過湿には注意が必要で、初心者の方は慎重な観察と管理が求められます。

■日当たり■
年間を通して直射日光のよく当たる場所で管理します。​日光が不足すると枝や茎が徒長して葉の色も薄くなりがちです。​特にフォークイエリア・プルプシーは直射日光が不足すると徒長し、特徴である葉の色も薄い、軟弱な株になってしまいます。
■水やり■
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりをします。​秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。​春になり芽吹きだした際はいきなり沢山水やりせず、少しずつ水やりの回数と量を増やしていきます。
■用土■
水はけの良い多肉植物用の土壌が適しています。​市販のサボテン・多肉植物用土の使用や、軽石や鹿沼土をブレンドして自作するのも良いでしょう。
■温度管理■
メキシコの乾燥地帯に自生しているため寒さに弱いです。​冬は暖かいところで管理し、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。